e-book『これがクール!紹介したいタイと日本』刊行!:タイ語専攻とタイ協定大学のタンデム学習の成果が一冊の本に。

2022.11.29

2021年度秋学期に本学のタイ語専攻の学生とタイ国立シーナカリンウィロート大学(SWU)人文学部言語学科日本語専攻の学生が行ったタンデム学習プログラムの成果が、このたびe-bookとして刊行されました。本学とシーナカリンウィロート大学のタンデム学習の成果がe-bookとして刊行されるのは、今回で2回目となります。
本書では、日タイの「クール」なコト?モノ?体験を紹介しています。伝統的なものから、日常のちょっとしたものや意外なものまで、幅広いテーマを取り上げています。

電子書籍『これがクール!紹介したいタイと日本』
https://anyflip.com/ofikn/dxcr/

本プログラムを担当したスニサー?ウィッタヤーパンヤーノン特任教授のコメント

本プログラムに参画したTUFSタイ語専攻2年生(当時)は、未知のウイルスが世界に蔓延し始めた2020年4月に入学した学生です。入学当初の2020年度春学期の授業は全てオンラインで、TUFSの学生同士でも一度も顔を合わせることのない日々を強いられていました。さらには、外国への渡航の見通しもなかなか立たない中で、タイへ行くことやタイの友人を作りたいという学生の想いも強まっていきました。そういった状況や想いはタイのSWU日本語専攻の学生も同じで、SWUのパットオン先生と相談し、この環境であるからこそ、タンデム学習を企画致しました。今回は最初から完全オンラインでの実施であるため、多少の不安はありました。学生も最初は緊張した面持ちで授業は始まりましたが、お互いの言葉、文化、そして人を知りたいという日タイの学生たちの強い想いとe-book化という最終目標に向かって、熱心に教え合いながら学習を進める姿を見て、私の不安は全くの杞憂でした。プログラム終了後も、交流が継続している学生も多く、22年秋にタイへ留学するTUFSの学生は、遂に学習パートナーとの対面を果たすこととなり、そういった世界になったことも喜ばしく感じます。

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